殿、ソムリエになるの巻
遂にジュニア野菜ソムリエの試験結果が着ました!ホントは先月着てたんですが、色々ありまして遅くなりました。
逆にもう少し頑張れよ!って言いたくなる結果ですね。ともあれひとまず合格したので良しとしましょう。
殿、雪かきに勤しむの巻
東京でも雪が積もりましたね。朝の電車で大変な思いをされた方も多いでしょう。私は在宅勤務というか、引きこもりというか、そんな感じなので被害ゼロです。
こんな日には、引きこもりの宿命たる仕事があります。そう、雪かき。自宅前だけでもと、日中せっせと雪かきしてました。歩道をスコップでガリガリしてると、車道を走る車が水をひっかけてきます。排水溝が雪で詰まるので、雪の日って道路の水溜まりがすごいんですよね。わかってないのか容赦なく水をぶっかけてくるドライバーが多くて困ります。サイレン鳴らしてる救急車が速度落としてくれてるのに。おかげで私はびしょ濡れです。プンプンしながら雪かきを続けていると、30代くらいのスーツを着た男性1が、通りすがりに私に声をかけてきました。
スーツ男1「おい、邪魔だよ」
引きこもりには雪かきすら許されないようです。スコップでやっちまおうか迷いましたが、とりあえず我慢して続行。するとまたもやスーツを着た男性2が声をかけてきました。
スーツ男2「大変ですね、ありがとうございます!」
私はとても幸せな気分になりました。人間どうしてこうも違うもんなんでしょうね。
殿、ティッシュが足りないの巻
(出典:野々村議員のご親戚)
今日、とてもとても嫌なことがありました。誰にでもありますよね、こういうの。その瞬間は抑え難い怒りにかられ、その後は、ただただ悲しくて無気力になってしまう感じ。久しぶりの感覚でした。
こういう時って無性に何かを壊したくなりますよね?でも、実際何かを壊してスッキリしたって経験はありません。むしろ大事なものを壊しちゃって逆に後悔したりします。これは「物」だけでなく「人」や「友」であったりします。私は20歳の時に、恋人や友人を一度に失ったことがあります。私の「破壊的な感情」を大切な人たちに向けてしまったことが原因です。負の感情の処理を周りに向けてしまうと、だいたい良い結果にはなりません。そういう時の為の逃げ道(ストレス発散ツール)を自分でいくつか用意しておくといいでしょう。
私の場合の逃げ道は泣くこと。30超えたおっさんが箱ティッシュ抱えて泣いてる様はもやは放送事故ですが、これがなかなか私に向いてるんです。泣くと頭がスッキリするってエシディシさんも言ってました。私は特に涙もろい性質がありまして、ビッグ・フィッシュの予告版で号泣したことがあるくらい涙腺がユルユルなんです。はじめてのおつかいなんて見た日にはもう泣き過ぎて若干痩せます。通常は、youtubeや2ちゃんで感動系の題材探してひたすら泣きます。すると、
なんということでしょう♪あまりにも感動し過ぎて、嫌だったことがどうでもよくなっちゃった!
...とまではいきませんが、破壊的な感情はもうどっか行ってます。嫌だったことを忘れたわけじゃありません。泣き過ぎてそれどころじゃないんです。
怒りは一時的な感情であることがほとんどです。耐えられるものは、自分なりの逃げ道を使って耐えましょう。それでも耐えられないものだったら、そんなものはポイしちゃえばいいんです。きっと、あなたにとっては失った方がいいものです。
次回「殿、チャーハンにたくあん入れたら奇跡が起こるの巻」
殿、今の仕事を選んだ理由の巻
今週のお題「今の仕事を選んだ理由」ですが、私の場合は、
社長に拾われたからです。
せっかくなので、現在までの経緯を書きます。
工学系大学院を卒業後、機械メーカーでエンジニアとして働きました。油にまみれ、鼻水にまみれながらPCをカタカタ、そんな生活でした。当時の仕事は労働環境としては、あまり良いとは言えませんでしたが、それでも私はその仕事が好きでした。仕事柄、色々なメーカーさんの開発現場に入れました。未発表の新車が見れたり、原発用タービンの大規模実験に立ち会ったり、特権といいますか、特別な体験ができる仕事だと思っていたからです。
給料も十分でしたし、会社の同僚にも恵まれ、今でも一緒にバイクでツーリングに行ったり、バンドやったり、プラモデル作ったり色々やってます。仕事内容はハードでしたが、人に恵まれた職場でした。そんな仕事を私はたった3年半で辞めることになります。
私には農業を営む叔父がいます。農家の中でも成功している方で、まぁかなりお金持ちです。しかしその人には子供がおらず、奥様もずいぶん前に他界されています。俗にいう「跡継ぎ問題」ってやつですね。私は亡くなった奥様に生前「後のことお願いね」と言われていました。真意は不明ですが、いずれは継いでくれと言われたのだと解釈し、40代になったら農家になろうかなー程度に思っていました。しかし、私が就職して数年後に叔父が病気を患い、一人で農業を続けていくことが困難になってしまいました。私は「どうせ農業やるんなら、早いうちに始めて日本一目指そう」と思い退職を決意、農家になりました。
両親からはかなり反対されましたが、農家として再出発。農家の親戚は母方の実家であり、私の実家の近所だったので、幼少期より畑で育ったようなもんです。ランドセル背負う前からトラクター乗ってました。なので、わりとすんなりと農業界に入っていけたと思います。農業試験場で研修を経て、本格的に農業をスタートし、生産者団体に所属しながら精力的に勉強しました。休みは少なくなりましたが、充実した日々でした。そんな楽しかった農業も、私は辞めてしまうことになります。
農業を始める際に、両親が反対した理由がその叔父でした。非常に難しい人で、よくいう老害ってやつなんでしょう。「自分は王様・他は家来」とか「自分は優秀・他は無能」といった考え(勘違い)を持っていて、平気で人を傷つけるタイプの人間でした。私の父も、これまで何度もその叔父に裏切られてきました。私自身その事を理解していたつもりでしたが、家族のいない叔父への同情が上回り、両親の反対を押し切る形になります。
充実した農家生活は、同時に叔父からの罵声を浴びる日々でした。疲弊はしましたが、親方ですので当然です。8割くらいはとんちんかんな事で怒られましたが、糖尿病と脳梗塞のせいなのだと自分に言い聞かせていました。何より農家として尊敬していましたので、耐えることができました。腐った梨を投げつけられても耐えました。耐えていると思っていました。実際は心の疲弊が進んでいたようです。
2015年の夏、数日に渡りひどく怒鳴られていました。やれと言われた仕事をしていて怒鳴られ(お前がやれっていったじゃん)、お前は素直じゃないと急に怒鳴られ(何のことやねん)。ちょっとまいってましたが、これくらい平常運転です。ただ、その日は普段と違い、叔父と私のやり取りに、私の父を巻き込んでしまいました。叔父の父への罵声を聞いた時に、私の中のかつての決意が崩れました。家族にまで同じ思いをさせられない。週明け、退職願を出しました。
農家を始めた当初、私を歓迎し「全力でサポートします」と言っていたJAや役所は、その日を境に私の事を知らんぷり。未だに何も言ってきませんが、組合会費の請求書だけ送ってきます。私の肩を持って下さった農家仲間もいましたが、我関せずな人もいました。
世の中こんなもんか
正直、少し周りのフォローを期待しましたが、これは私の図々しい考えでした。関係者の人にとってはめんどくさいだけですもんね。それでも、今までの自分は何だったんだろうと、自分の無価値さに絶望しました。私は社会的に一人ぼっちになりました。誰も給料をくれません。誰も仕事をくれません。社会から外れたところに私はいました。これからどうしよう?あまり時間をかけずに結論を出しました。
もういいや、自殺しよう。
私には恋人もいませんし、友人たちはそれぞれ家庭を持ち、どんどん疎遠になっています。変な言い方ですが、自殺するチャンスだと思いました。数日の間、家からもベットからも出ずに、自殺の方法を考えました。どこで死のうか、いつ死のうか、苦しみたくはないし、両親や友人にかかる迷惑も少ない方法はないか。死ぬのは先延ばしにして東北の被災地へ行ってボランティアでもしようか、でも、またみんなから切り捨てられるのが怖い。自分が死んだら、悲しんでくれる人はどれくらいだろうか、あいつは泣いてくれるかな、農業関係者は私の事をやっぱり弱い奴だったと笑うだろうか、サラリーマン時代の同僚達は私が弱かったから会社を辞めたのだと思うのだろうか。死のうと決めたくせに未練タラタラな自分を、更に情けなく思いました。その間、母は毎日電話を寄越しました。とりあえず帰っておいで、と。私は実家に帰りました。
両親は農業を辞めたことを知っています。合わせる顔なんぞありませんでしたが、ある日の夕方に、私は実家へ帰りました。「おかえり」と言われ、「ただいま」を言えませんでした。食卓には私の分まで夕食がありました。父は私のグラスにビールを注ぐと、泣きながら言いました。
「じゃあ、お前の新しい門出を祝って乾杯しよう」
私は、死ねなくなりました。
30過ぎた息子が無職になったのに、この人は何言ってんだよ。泣いてばかりだったので、その日の事はあまり覚えていません。取りあえず死ぬことを辞めました。
さて、生きていくには仕事をしないといけません。私には何ができるだろう?エンジニアには戻れませんし、やっぱり農業がやりたい。畑を求めて多くの地域に行きました。地方では、農家の高齢化が進み、新規で農業を始める方を支援する自治体が数多く存在します。未だかつてないほどに農業を始めやすい時代と言えます。新規参入者には開始から5年間に年間150万円程の補助金が出たり、住宅の補助が受けられたりと、様々な補助制度があります。問題は対象が新規参入者である点。私は元生産者であり、新規ではないために補助が受けられません。貯えもそれほどなく、支援制度無しでは数年間収入がゼロになってしまいます。農業はすぐにはお金になりませんからね。やる気はあったのですが、踏ん切りがつかず、東京をフラフラする生活が2ヵ月程続きました。
日銭を稼ぐバイトをしながら、まったく見えてこない自分の将来が不安で、睡眠障害を患い2日に一度寝る日々。その日、私は浅草橋の下でミャアミャア鳴いていました。すると一人の男性が私を拾い上げてこう言いました。
「ユー!会社やっちゃいなよ☆彡」
こうして株式会社アカツキボーイズが誕生しました。ここまできて恥ずかしくなったので、最後の方端折りましたが、要は私を拾ってくれたのが社長であり、彼が会社をやるというので、その手伝いをしています。ちなみに社長とは中学1年からの親友です。
親友が拾ってくれた...というより「親友がやると言ったから」が、今の仕事を選んだ理由です。
次回「殿、ブルーレイが再生できなくなるの巻」
殿、東京を舐めてたの巻
仕事の都合で都内の北側地域へ行ってきました。私にとっては非日常だったので写真をパシャリ。
私の家の近くには、川も海も山もありません。あるのは無限とも思えるコンビニと広大な墓地と角上魚類くらいです。なので、川なんて見るともうテンション上がります。昭和ちっくな写真になってますが、歩いていて現地でも懐かしく思いました。東京というより、幼少期住んでいた頃の名古屋のような...雰囲気なのか何なのか、うまく言えませんが、普段の東京とは違う懐かしい感じでした。歩道に犬のウンチがころころ落ちていたのも、ノスタルジーに拍車をかけます。持って帰れや。
電車で数駅行くだけで日常から外れます。ちっちぇえ東京も、なかなか広いもんです。
次回「殿、満員電車が嫌いの巻」
殿、バーチャルへ逃げるの巻
(出典:ぽかぽかアイルー村G様より)
かわいい...なんとかわいい画像でございましょう。あ、モンハンの話です。
豚さんに乗ってるかわいい生物は「アイルー」といって、モンハンの世界で人間と仲良くしてくれたり、仕事を手伝ってくれたり、手紙を運んでくれたり、料理や掃除までしてくれちゃうすごい人です。しかもミャウリンガル標準装備で、めっちゃ喋ります。ちなみに画像はスピンオフ作品の物で、本家モンハンではがっつりリアルい猫です。
ゲーム内では彼らを連れて冒険に出れます。完全にこっちの都合に合わせてくれるので、火山に行こうが雪山に行こうが、後ろからトコトコ付いてきてくれます。かわいいんですよこれが。こっちが剣で切りつけようが蹴り飛ばそうが(そんなことはしませんが)ずっと健気に私の後ろを付いてくるんです。寝るときはベットのそばで一緒に寝てくれます。もはや家族です。
アイルーとは、いろんな能力(個性)を持つアイルーの中から数人を選んで雇用契約を結びます。なので、解雇という選択肢もあります。
できるわけありませんけどね!
解雇ボタン押したことある人とは友達になれそうにありません。あんなにかわいい彼らを露頭に迷わすなんて、ゲームの中であっても許せん!
アイルーを雇うと決めたなら、一生添い遂げる覚悟をしましょう。
ねぇ社長、聞いてますか!?
次回「殿、ベルト買ってきたらサイズがギリギリの巻」
殿、青春を思うの巻
あーあ、ベッキーやっちまったなぁ。
ベッキーさんの事よく知りませんし、相手のゲスさんは顔が覚えられないくらいどうでもいいんですが、とても話題になってますね。日本は平和です。
男女の話なんですから、何が起きても不思議じゃありません。起きなくても不思議じゃありません。私には起こりません。
何がいけなかったんでしょうか?ベッキー?ゲス?週刊誌?
私が思うに、ゲスがアホなんでしょう。奥さんいるのに何してくれとんじゃい。当然報いです、オレのベッキーを傷つけやがって。
なぜゲスさんが悪いのか、それは私がベッキーの隠れファン男だからです。単純に悔しいからですね。人によって意見が分かれることでしょう。それで普通です。性別や年齢で傾向はあらわれても、その人の性格や感性、立場によって反応は異なります。「先輩に反対されたからダメ」「あの人が言ってたからOK」と、目の前の意見だけで物事を判断するともったいない結果になるかもしれません。キチンと自分なりのウラ(根拠)をとりましょう。
あと、週刊誌の記者さん、相当な努力をされたのでしょうね。お金もいっぱいもらえたのでしょう。私にはとてもできませんよ、そんなつまらねー仕事。芸能人(他人)のスキャンダル追っかけてて人生楽しいのかな?能力高いんだから、もっとあなたに相応しい記事を書いたらどうです?スキャンダル記事では世界は変わりませんよ!
むしろ、ウチで働いちゃう?
次回「殿、乾燥肌で困るの巻」